レガシーモダナイゼーション
レガシーAPI自動生成ツール「OpenLegacy」を使って、レガシーシステムのAPI開発をベンダーロックインから解放し、システムモダナイーゼーションを実現するソリューションです。
■レガシーモダナイゼーションが提供する価値
基幹システムと連携するデジタルサービスとの間には、基幹システムを新しい技術に対応させるために追加されたアーキテクチャが、複雑に絡み合っていることが往々にして見受けられます。
そして、この複雑なアーキテクチャひとつひとつに、ベンダー独自の技術が使われ、肥大化していきます。この複雑に絡み合ったアーキテクチャと、肥大化するベンダー独自の技術が、基幹システムのAPI開発を阻む、ベンダーロックインの正体です。
「レガシーモダナイゼーション」は、基幹システムをベンダーロックインから解放し、デジタルサービス向けAPIの高速開発をサポートします。
■API自動生成プラットフォーム:OpenLegacyのご紹介
APIを自動生成するプロセスで、OpenLegacyはSaaSあるいはオンプレミスで利用可能なHUBと呼ばれるWebサービスを提供しています。
このHUBを使ってレガシー側部品とAPI側部品を構成し、左側ホストとの通信をレガシー側部品が確立します。複雑な中間層を挟みまずに専用コネクターでダイレクトに接続します。
レガシー側部品を紐付けてデータのフローを定義するものがAPI側部品になります。ローコード/ノーコード開発をおこない独自性のない標準化されたAPIを自動生成します。
OpenLegacyが生成したAPIソースコードをビルド・デプロイする事でAPIとして配備される、といった流れが全体像になります。
■OpenLegacyが高い効果を生む理由
①レガシー側の既存アプリケーションの改修は不要
②入出力はソースコードから自動的に解析、中間層を設けずにコネクタを介してダイレクトに接続
③APIの構成はローコード開発/部品によって標準化、独自技術でブラックボックスとなっていたレガシーのあり方を内製志向へ転換
④生成されるAPIはクラウド/オンプレミスの様々な環境に対応しデプロイ先を選ばない
OpenLegacyはレガシーシステムのAPI自動生成機能を提供します。その特長を3つの数字で表しております。この数字はAPIをスクラッチで開発した場合と比較して評価された“実際の数字”になります。
■OpenLegacyが必要となるユースケース
従来企業システムの中枢として安定稼働が優先されてきた基幹システムは、現代において変化著しい市場環境への追従が社会的なテーマとして取り上げられています。
OpenLegacyは基幹システムのAPI自動生成を通じて、企業DXやFintech連携・ITモダナイゼーションを支援します。
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2023年3月17日 ホワイトペーパー「DX時代に求められるレガシーモダナイゼーションの進め方」を公開
2022年10月17日 レガシーシステムとのAPI連携を実現する「OpenLegacy」の提供開始