
エンジニア(セキュリティ)
O.H.
2005
年入社
海外駐在の経験を武器に、挑むのはグローバルPMというキャリア
#interview
04
Q
仕事の流儀
CTCの セキュリティSIプロジェクトマネージャー とは?
「技術への好奇心」と「前向きさ」を軸に、同じ姿勢を持つ仲間を増やしていく人です。
A
TOEIC®400点から踏み出した、海外駐在への挑戦
セキュリティSI部隊の課長兼プロジェクトマネージャーとして、大手金融機関向けのインターネットセキュリティ基盤導入プロジェクトを担当しています。現在は1000人月を超える大規模案件を管理しており、プロジェクトを完遂させるために、チーム内外の調整を行うことが主な役割です。

扱うセキュリティ製品は海外製が多く、必然的に海外ベンダとの折衝も増えています。ここで活きているのが、現ポジションに就くまでの5年間赴任していた、ロンドンでの経験です。英語でのコミュニケーションだけでなく、海外の開発手法や組織文化を理解したことが、今の業務にも大いに役立っています。
私はもともと英語が得意というわけではなく、新卒時のTOEIC®は約400点と、むしろ苦手意識がありました。海外好きの妻の影響もあって、社内研修の活用や通勤電車で英語を勉強するようになり、海外赴任の辞令を受けてからは800点台まで底上げしました。ただ、現地に赴くとネイティブのビジネス会話スピードについていけず、戸惑う場面も多かったですね。また、日本ではサーバー再起動を「reboot」と表現しますが、現地では「bounce」が一般的といった、独特の言い回しの違いにも苦労させられました。

身についたのはコミュニケーション力と、異なる文化への理解
そこで私が取り組んだのは、基礎文法を改めて固めるとともに、スムーズなコミュニケーションのために、事前に図を用意するなど、拙い英語でも確実に伝わるよう工夫したことです。英語に苦戦する時期は続きましたが、徐々に会話の流れに乗れるようになりました。
コミュニケーションへの苦手意識が薄れてくると、新たな学びも生まれました。たとえば海外特有の議論の進め方です。海外のエンジニアは結論を先に提示し、その後に背景を補足するのが基本スタイル。「論点は何か」「どこに焦点があるのか」を最初に示すことで、認識のズレや議論の停滞を防ぎます。また、海外では一般的なITILに基づく運用方法や、トップダウン型の意思決定が強いことなど、日本とのプロセスの違いも多く体感しました。こうした議論・開発・運用の違いを知ることで、状況に応じて視点を切り替える重要性を学びました。
これらの経験は、海外ベンダとの調整はもちろん、設計指針の擦り合わせやトラブル対応、合意形成など、問題解決の精度を高める強固な基盤になっています。
CTCに前例のない、新たなキャリアへの挑戦
現在、私が目指しているのは、海外のクライアントやベンダが関わるプロジェクトを推進する“グローバルエンジニアリングマネージャー”というポジションです。エンジニア出身でこのポジションに就いた前例はなく、唯一無二のキャリアパスとして確立したいと考えています。

私の挑戦を見て、同じようにグローバルで活躍したいと思う人が増えると嬉しいですね。
その実現に向けて必要なのが、英語力のさらなる向上と、マネジメントスタイルの引き出しを増やすことです。日々の業務に追われながら挑戦を続けるのは簡単ではありません。しかしCTCには多様なベンダとの関係性があり、人材育成の研修制度も充実しています。この強力な“道具立て”を最大限に活かし、オーナーシップをもって取り組んでいきたいと考えています。
困難は必ず訪れますが、技術への好奇心と前向きさを軸に、小さな成功体験を積み重ねることが成長につながると実感しています。海外駐在の打診を受けて「もっと勉強しよう」と踏み出したあの一歩の延長線上に、次の挑戦がある。そう信じて、目標に向けて一つひとつの案件と向き合い、グローバルエンジニアリングマネージャーに必要な力を磨き続けていきます。
ロールモデルに聞く、成功の秘訣
鍵は「技術への興味」と「前向きさ」です。セキュリティは高い専門性に加え、アプリケーション〜ネットワークまでを視野に入れて切り分けるフルスタックの見立てが必要な領域。技術への幅広い興味が欠かせません。一方で現場では毎日いろいろ起きるので、困難に直面しても前向きにやり切る姿勢が人を巻き込み、前に進める力になるはず。未知の領域やポジションを打診されたときしり込みするのではなく、自分に足りないスキルを自覚して身につけたという経験は、私自身の基礎体力になっていると感じます。周囲にも、同じように前向きに取り組む人を増やしていきたいですね。

