# Interview 19
Connect
名前/
M.K.
職種/
インフラエンジニア
役職/
リードスペシャリスト
新卒34年目/埼玉県出身
仕事ぶりが認められ
ITコンサルトとして
6年間の海外駐在が成長の転機に
STORY01
-入社経緯と担当業務-
金融システム事業を中心に、ソリューション推進本部、伊藤忠商事英国現地法人や大手金融機関への出向などでキャリアを積んできました。現在は人材戦略に関わる部署に所属し、エンジニアの採用に関わる仕事をしています。当社へ転職を希望する方とカジュアル面談などを通して、エンジニアリングの現場と転職希望の皆様を橋渡しするのが主な仕事です。
これに加え、兼務にて海外プロジェクトのプロジェクトマネージャをしています。大手金融機関の海外拠点のシステムインフラの更改案件を担当しており、仕事内容は多国間での体制づくりから、進捗管理、成果物レビュー、課題解決など多岐にわたります。4ヵ国にまたがるプロジェクトであるため、言葉の問題はもとより、時差やセキュリティ観点の違いなど、大変なことも多いですがやりがいを感じています。
自分にとって転機となった経験は、ITコンサルタントとして欧州の拠点駐在が実現したことです。大手金融機関の金融派生商品(デリバティブ)を扱うディーリングルームのITインフラを主担当していた頃に、その仕事ぶりを認めてもらい、海外駐在員に抜擢して頂きました。当時CTCで初の欧州駐在員だったこともあり、社内制度なども追いつかず、当初は戸惑いもありましたが、今思えば6年間の欧州駐在生活では、やりがいに溢れたものでした。欧州駐在中に知り合った社内外の方々とは今も公私にわたり交流があり、近年でもそのご縁で、大手金融機関から役職者として招いて頂き、6年間も出向勤務をしていました。
また、エンジニアとしては少し特殊ですが、事業開発業務を担当したこともあります。M&Aや業務提携、人材育成、新商品開発のマーケティングなどを担当したことはエンジニアとして貴重な経験となりました。多角的な視点を持てるようになり、特に海外企業との契約締結のやり取りなどは、現在も公私にわたって役立っています。
グローバルな視野でとらえることが変化に対応する強い柔軟性に繋がる
STORY02
-働くスタイルと将来像-
CTCは古くからお客様の現場との距離がとても近いプライムベンダーであることから、上流から下流まで、全ての領域を見通す力がスキルとして身に付きました。金融インフラを技術的に理解することがエンジニアとして必須ですが、上流工程に携わるならば、その背景を金融業務として理解することも大切となります。グローバルな金融市場での役割を理解した上で、上流工程である要件定義〜概要設計を行うことで、設計精度を高くし、後続の工程の手戻りや無駄を省き、将来の変化に対応する柔軟性の確保に繋がると思います。
技術的には、CTCが提供する幅広いプロダクト・ラインナップに伴い、インフラ全般を広く担当することが多かったことから、ネットワークやサーバ、ミドルウェアなどの特定OS・製品・分野に留まらない、設計・構築・運用までの全ての工程をマルチスタックに対応できるスキルが身に付いたと思います。
CTCは一人ひとりがフラットに意見を発信できる雰囲気があり、みんなが関わりながら仕事を進められるようになっていると思います。私も積極的に意見を発信、会話を交わしながら新しいビジネス領域を作りあげていきたいと思っています。